雑木林点描

雨の雑木林。 何度も言うけど、好きだ。 晴れた日の雑木林よりも断然いい。 先日まで書いていた暗いことを好む性質と関係がある気がする。 雨の雑木林は晴れの日とは明らかに違う。 そこに華やかさ、明るさはない。 ベルセルク的に言うと幽界に迷い込んだかのようだ。 暗くジメジメとした人気のない世界。 心安らぐ自分がいる。 企業の内部留保が400兆円を超えているという報道をみた。 話が変わりすぎ。 これはとても大きな問題のように思う。 内部留保というのは企業が利益を出して蓄えているお金。 400兆円分のお金が眠っているとも言える。 お金というのは使ってなんぼだ。 このお金を従業員の給与に振り分けたらどうなるか。 少しは経済が回って景気も上向くと思われる。 ものが売れるようになれば増産、設備投資、新規事業、雇用も生まれ言うことなしだ。 まあ、そんな簡単ではないだろうし私は専門家ではない。 けれど人もそうだけど企業も貯め込むようになれば経済は停滞する。 銀行にお金が集まったって意味はない。 お金を借りる企業なんてないんだからね。 日本経済は悪い方向へ、スパイラルに落ち込んでいるのだ。 打開策は思い切って企業がこの内部留保を吐き出すことだろう。 同時に市民も積極的に消費活動をする。 難しい。 政府が企業や市場に積極的に介入するのは少し違う。 賢明な政府ならいいと思うけど、今までの成果が内部留保の積み上げだ。 内部留保446兆円、6年連続で過去最…

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東京点描

お酒は身体に悪いのか。 そんなこと問う必要はない。 悪いでしょ。 少量でも。 百薬の長なんていうのは酒飲みの詭弁だ。 アルコールが身体に良いと思うなら狂っている。 薄めればいいという話ではない。 もっと言えば薬だって量を間違えれば大問題だ。 副作用があることを考えればなるべく飲まないほうがいいだろう。 医療を否定しているようだけれど、究極的に医者はいなくていい。 なるべく病気にならないような生活を送れる社会があれば大丈夫だ。 大病を患ったら潔く死ぬべし。 と書くとえらいひどい社会なような気がする。 執拗な医療を施すよりは健全ではなかろうか。 なんの根拠も理由もない。 タバコの議論をするとお酒が引き合いに出される。 まあ、どちらがなくなっても私的には困らない。 タバコも吸っていたけど、随分前の話だ。 無知ゆえに吸い始めてしまったというお恥ずかしい話。 不良はタバコを吸っているのがカッコいい的な。 いつの間にか、何の苦もなくやめられたのは救いである。 お酒も最近は飲んでいない。 数ヶ月。 若い時期にお酒を覚えてから随分と飲んできた。 今となってはお酒の必要性を感じない。 やはり身体にはよろしくないし、あまり飲みすぎては懐も寂しくなる。 人付き合いがまるでないのは、困った。 お酒というのはコミュニケーション手段としては大きい。 とはいえ、コーヒーを飲みながらでも問題はないわけで、お酒を飲む免罪符だったのかなと今は思う。 「お酒は少量な…

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狭山点描

雨の日。 といっても夕方くらいからかしら。 今日も雨らしい。 9月に入ってのこの天気。 暑さも落ち着き、季節がはっきり変わったような気がする。 まあ、随分前から秋なのだけどね。 暦の上では。 体感で季節の変化を判断するのは難しい。 いつの間にか変わっているのが季節というものだ。 暦というのは適当なものである。 時代や地域でも違うのだから当てにはならない。 七十二候も日本に合わせてアレンジしたらしいけど、ご存知のように日本列島は縦長だ。 北海道と沖縄ではまるで気候が違う。 多様性が当たり前な社会なら一律な季節の決めごとはいらない。 誰もそんなことを主張するとは思えないが。 ちなみに七十二候は9月2日から「禾乃登(こくものすなわちみのる)」。 こくというのは穀、現代ではお米だね。 黄金色の稲穂、新米が楽しみな季節ということだ。 雨の日にしっくりくる歌。 森田童子。 ラジオを消して聞きたくなった。 いや、あまり意図していなかったのだけど雨によくあう。 森田童子の曲はどうしようもなく暗い。 昨日も書いていたベルセルクと共通点があるとすれば、ただただ暗いということ。 よく考えれば私が好む本や娯楽はすべて陰鬱としたものばかり。 漫画なら日野日出志につげ義春。 小説なら江戸川乱歩や三島由紀夫。 アートや写真作品もハッピーなものは好きではない。 そればかりか表現のほとんどに影のようなものが内在しているように思える。 人によってはその逆の…

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