武蔵野点描、原爆と戦争と

▽猛暑の続く夏という感じだけれど、暦の上ではもう秋。8月8日で二十四節気は立秋、七十二候は涼風至る。まるで今の気候にマッチしていないと思ってしまうの気のせいだろうか。酷暑は続く。 ▽8月6日、8月9日といえば日本に原子爆弾の落とされた日だ。日本に生まれ育ったならこの悲劇を知らない者はいないだろう。昭和20年の原爆投下から74年経った現在、第二次世界大戦とともに決して忘れてはいけない出来事である。とはいえ、74年という年月は戦争を知らない世代が大多数になり、遠い歴史の出来事になりつつあることは否定できない。現代を生きる人間として、人間が引き起こした過ちを胸に刻んでおく必要がある。原爆投下で20万人前後、第二次世界大戦全体では5千万人から8千万人が亡くなった。これだけ大きな戦争は人類史上ないことだし、これを最後にしなくてはいけない。 幸いにして第二次世界大戦集結から74年間、世界規模での大規模な戦争は起きていないし、日本においても平和な国であることを貫いている。けれど、朝鮮戦争やベトナム戦争、イラク戦争、アフガニスタン、イスラエル、紛争や内戦も含めれば数多く発生し、未だに争いはなくならない。 広島と長崎に甚大な被害をもたらした原子爆弾はどうだろう。実戦的に使用されることはなかったけれど、核兵器として開発は進み数カ国が保有、開発を進めている国もあり緊張感は消え去っていないどころか高まっている。もし世界規模の戦争が起きれば地球は人間の住むことの出来ない土地になりかねない。にもかかわらず兵…

続きを読む

8月9日 各新聞社の社説とコラム

読売新聞 地方の人口減 自治体連携で課題を克服せよ 愛知企画展中止 主催する側にも甘さがあった 朝日新聞 中東有志連合 参加ありきは道を誤る 復興庁存続 防災庁への機会逸する 毎日新聞 露首相の択捉島訪問 交渉の信義に反する行為 渋野選手が全英V 「笑顔の力」でこれからも 「あまい、あまーい」は昔の甘酒売りのかけ声という… 産経新聞 豚コレラ感染拡大 ワクチン接種の検討急げ 障害者の議員活動 正面から建設的な議論を 福澤諭吉「帝室論」の中の天皇像 日本語特有のあいまいさを含んだ言葉の一つに… 東京新聞 社会保障将来像の議論始めよ 米国の乱射事件銃なき社会へ踏み出せ ブッシュ大統領(父)はある日…

続きを読む

ほころぶ、野菜とハチと農薬と

▽畑で野菜を作ることは収穫の喜びを味わえるとても人間的な営みだ。我々誰ひとりとして食物を摂取しなければ生きてはいけない。その当たり前の大切さを知るためにもベランダでよいので野菜を作ってみてはどうだろう。人間にとって重要な感覚を得られるので強くオススメする。言葉ではうまく言えないけれど土に触れることも身体的、精神的にセラピー的な役割があると思う。自分で作ってみると、野菜一つであってもとても長い時間と様々な困難が待ち受けていることに辟易するだろう。そしてスーパーに並んでいる野菜に対して、農家の人に対してリスペクトの感情が生まれるはずだ。野菜を作る上での困難は天候であり、鬱陶しい草であり、病気になることもあるし、イノシシにやられるかもしれないし、虫に食われてしまうかもしれない。 農業の毒性が48倍に、『沈黙の春』再び? https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/080800467/ その困難に対応しようとして登場したのが農薬だ。厄介な虫を殺したり、草を生えなくさせたり一見すると素晴らしい発明のように思える。 本当に安全なのだろうか。多くの人が疑問を持ち始めてきた。 レイチェル・カーソンの沈黙の春はもう何十年も前の本でそれまでの当たり前を否定したのだけど、それですべてが解決したわけではない。新しい農薬は日々開発され世の中に安全ということで出回っている。一時期、ミツバチがいなくなったと大きく報道がされていたけどその原因の一つで…

続きを読む

8月8日 各新聞社の社説とコラム

読売新聞 日米同盟 綻びが生じぬよう協力深めよ 保釈後逃走検証 検察の再発防止策は心許ない 朝日新聞 米中通貨対立 世界経済もてあそぶな 対ロシア交渉 国民に速やかな説明を 毎日新聞 セブンペイの廃止 セキュリティー軽視は論外 米銃社会とヘイト 街角が「戦場」となる怖さ だるま宰相と呼ばれて大正時代に首相をつとめ… 産経新聞 最低賃金引き上げ 中小の収益向上が重要だ 香港デモ2カ月 中国の恫喝は火に油注ぐ 日本の「国柄」とは何だろうか 何をコラムのテーマにするのか決まらず… 東京新聞 裁判記録廃棄「司法史」は永久保存に 渋野選手全英V笑顔を大切に見守ろう 一八五六年、黒人奴隷の家族が逃亡したが…

続きを読む