沖縄点描、ふるさと納税と資本主義と虐待と

▽ふるさと納税、泉佐野市がアマゾン券100億円分 ふるさと納税という制度の自治体の取り組みを見ていて不思議に思う。 総務省がダメと言っていることを平気で行っている。 泉佐野市のようにギフト券を返礼品にしたり地元と関係ないものにしたり金額をオーバーしたり様々だ。 確かに、法律に違反はしていないのかもしれない。 けれど、良識のある、モラルある行動なのか。 そんな行為を自治体がやっているのだから信用なんて得られないだろう。 ▽資本主義に対して疑問を持っている。 人類が行き着く最善の体制とは思えない。 どう考えても現状は行き詰まりだ。 右肩上がりの成長は見込めないし、統計の不正も発覚して曖昧になっている。 ラジオを聞いていると久米宏さんがこの本を取り上げていた。 私はまだ読んではいないのだけど印象に残っている言葉がある。 成長を前提とした資本主義はもう限界だ。 確かに、今の経済は停滞や後退を良しとしない。 里山目線で考えると資源を採りすぎても、放置しすぎてもだめでバランスが求められる。 今の雑木林は放置してしまっているけど大きくなりすぎた木の処理は大変だし台風がくれば枝は折れ木はあちらこちらで倒れてしまう。 人間が手を加えないというのは森林の正しい姿かもしれないけれど、上手く関わることで人間の生活は維持できてきた。 経済だってそう変わらない。 循環型ではない経済は環境を破壊するし、豊かな者と貧しい者を生む。 途上国と先進国の格差は今までもあっ…

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所沢点描、ラジオと不法投棄と虐待死と

▽先日、深夜のラジオで印象に残った番組があった。 TBSラジオの「ラジオアーカイブ」。 過去に放送されたラジオ番組を再放送していて今年から始まったらしい。 深夜の3時からの放送なのだけど存在を知らなかった。 夜更かし人間ではあるのだけどこの時間はNHKにチューニングを合わせてしまう。 往年のジャズアーティストにスポットを当てたり、古い歌謡曲などが流れてきて私にはツボだ。 話戻して再放送されていたのはパックインミュージックという番組。 伝説の番組という噂しか聞いたことがない。 放送が終了したのが1982年なので仕方のないことである。 ラジオアーカイブで放送されたのは1982年の最終回直前の回。 パーソナリティは野沢那智さんと白石冬美さんのコンビ。 知らない2人。 調べてみると白石さんはなんと、ミライ・ヤシマの声を担当している方だった。 番組は軽快で洒脱、人気番組だったのも頷ける。 今の深夜枠は芸人が担当しているけど、パックインミュージックのような構成も面白い。 他のパーソナリティを調べると西田敏行、吉田拓郎、河島英五、おすぎとピーコなどと非常にバラエティに富んでいたようだ。 ラジオから流れてくる何十年も前の番組。 何か不思議な気分になる。 生き生きとした軽妙なトークは時代を超えた普遍性があるということかしら。 さすがに流れてきた曲は時代を感じるものだったけど。 今はTBSラジオで伊集院光深夜の馬鹿力を聞いている。 ▽いつものように散歩がてら近所の…

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ほころぶ、恵方巻きと食品ロスと虫リサイクル

▽2月3日といえば、節分。 日本古来の風物詩としては豆まきがある。 鬼は外、福は内というあれだ。 今のご家庭でも豆まきをするのだろうか。 もちろん高齢化の進む現在の我が家ではしていない。 そう思っていたのだけど先ほど玄関を出ようとしたら足元に何かが落ちている。 豆。 どうやら家人が撒いたようだ。 福があることを祈ります。 それはいいとして最近の流行りは恵方巻きだろう。 当然私は興味がない。 なぜならそんな文化は地元にないからだ。 クリスマスやバレンタイン、ホワイトデー、ハロウィンと変わらない。 企業が利益を上げるための戦略である。 余計な消費活動というのは環境や生活にも負担がかかるので熱心にすべきではない。 ハロウィンの狂騒というのも社会問題化しつつある。 華やかなイベントの裏で泣いている人はいないか。 恵方巻きに関していえば販売員のノルマのようなものもあるそうなので看過できない。 それ以上に問題があるとすれば廃棄の量が膨大ということだ。 ある試算によると10億円分もの廃棄が発生しているとのこと。 食品の廃棄問題は恵方巻きの時期だけに限らない。 年間で600万トン以上の食品が捨てられ、1兆円に迫るごみ処理費がかかっている。 数字が大きすぎて感覚が麻痺してしまうけど、とんでもない数字だというのは理解できるはずだ。 世界を見渡せば貧困に苦しむ、明日にも餓死してしまう人も少なくない。 いや、もはやどこか遠い国の話ではなく日本でも貧困にあえぐ人が増え…

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