林点描、自然と共生するマンションのネックは蚊?

▽人は結局どのような家に住むのがいいのだろう。木造の家に何世代かの家族が同居する昔ながらのスタイルが良いような気がしている。というわけなので現代的なタワーマンションには否定的だ。けど、よくよく考えてみると、タワーマンションの敷地に家を建てて、何世代か住んでもそれほどの人数にはならない。なので1つの土地に何人か住むかを考えると、タワーマンションのような背の高い住居は有効とも思えてくる。最適解はタワーマンションなのか。 確かに日本は島国でアメリカや中国などと比べれば土地は狭い。けど、空き家は800万戸以上あって増え続けているという。それに首都圏に人が集中しているだけで、地方に目を向ければ住む土地に困ることはそうそうない。なのでわざわざ膨大な資源とエネルギーを使った無機質なタワーマンションなど必要ないのだ。テレワークが普及し、パソナのように地方に本社を移転するような動きもあるので、今後は住宅環境は変わっていくかもしれない。 「都会の楽園」のはずが…緑あふれる集合住宅、蚊の来襲でほぼ無人に 中国 https://www.afpbb.com/articles/-/3304754 タワーマンションの嫌いな所は、建材として木があまり使われない所だ。木造のビルというのもたまに聞くけど、まだまだ広がりは見せていない。こちらの記事のマンションはベランダを利用して出来る限り自然との共存を目指していたようだ。これも縦に伸ばすことで、地上面だけに自然があるより植物の量だけは多くなるのかもしれない…

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空点描、荒幡富士で思う

▽近所の荒幡富士にはよく足を運んでいる。荒幡富士と言っても別に全国的な有名スポットではないので知らない人がほとんどだと思う。所沢がいくつか観光スポット的にアピールしている場所の1か所だけど、やはりマイナースポットであることに変わらない。荒幡富士の周りは雑木林が広がり、昔から環境を保護してきた場所で、自然を学べる施設もあるのでオススメはしておきます。 荒幡富士というのは名前のごとく、富士山と関係がある。全国各地に数多ある、いわゆる郷土富士というものだ。荒幡富士の麓には富士山を信仰する浅間神社がしっかりと鎮座している。先日、この荒幡富士に登って空を眺めていた。登るといっても20メートルくらいしかないのだけど、私のご先祖様を含む地域の人たちが人力で作ったものだと思うと頭が下がる。完成まで15年もかかったらしい。所沢のランドマークにはなれていないけど、私の住む地域としてはなかなかシンボリックな存在だ。この浅間神社が氏神様なので言葉の通りなのだが。 荒幡富士は天気の良い日に本物の富士山が望める見晴らしのいい場所だ。眼下の浅間神社は富士山を信仰しているので、方角的に富士山を向いている。なので浅間神社を参拝することは、富士山に手を合わせていることと変わらない。それなら荒幡富士に登って直接富士山を見ながら拝めばいいのではなかろうか。イスラム教の場合はサウジアラビアのメッカの方角を向いて礼拝をしている。神を崇めるという行為をするだけなら神社に出向かずとも富士山を拝めばいい。集まって儀式的なものを…

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ほころぶ、アメリカではレコードが売れているらしい

▽不思議なことが起こるものだ。レコードが音楽の第一線から遠ざかって結構な時間が経っている。CDが主流になり、今ではデジタルで所有すらしないサブスクリプションも当たり前になった。私も物心がついた頃にはCDだったのでレコードには馴染みがない。記録媒体もカセットテープからMD、デジタルと移行していった。音楽は何で聞くのが一番なのだろう。現代の技術はより良い音質で聞けるように発展してきている。けど、私は特に音質にこだわりがない。パソコンやスマートフォンのスピーカーで聞く低音質の音楽で十分だ。大昔にミュージシャンを志していたとは思えないほどの体たらくである。 レコードの売り上げ、CDを上回る 米業界団体報告 https://www.afpbb.com/articles/-/3304140 なんと、アメリカではCDよりレコードの方が売れているらしい。日本でもレコードやカセットテープでの新譜の販売はたまに聞くけど、わざわざ買って聞いている人はかなりの好事家だと思う。けれど、おそらくはレコードにはレコードの良さがある。それは音質とか臨場感とかそういものではない何かだ。よくよく考えてみればレコードの歴史はデジタルはもちろんCDよりも長い。ということはレコードはレコードとしての最大限の進化をしているのではないか。 というのも、カメラがそれと似ている。フィルムカメラの時代はほぼ終わり、デジタルカメラの時代がやってきた。画質、精細さ、再現性などデジタルカメラは進化を続けている。いや、高解像度と…

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