ほころぶ、デジタルカメラ業界が心配です

P4140451.jpg

▽光学機器メーカーのニコンが大赤字に陥っているそうだ。私の中でカメラと言えばニコンで、ずっとニコンの一眼レフを使い続けている。ニコンの何がいいのかと言われると、たまたま手にしたカメラがニコンだったというのは消極的な支持ではあるのだけど、他のメーカーのカメラは選択肢にない。レンズマウントが汎用ならキャノンでもいいのだけど、ボディとレンズも買い換えるとなると結構な出費なのでニコンを使い続けている。

キャノンやソニーのカメラは手にしたことがないので比較のしようがないのだけど、ニコンのカメラに不満はない。オススメのカメラは当然ニコンと言いたいところだけど、メーカー各社が発売しているカメラの性能に極端な優劣はないと思う。なのでデザインやスペック、価格、フィーリングで決めてしまえばいい。むしろスマートフォンでも十分ではなかろうか。

ニコン、20年4―9月期営業損益は466億円の赤字 デジカメ低迷
http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN27L0M0.html

そのようなわけで、ニコンの一眼レフが絶対的な選択肢とはいい難い。赤字に陥った原因は新型コロナウイルスの感染拡大ではあるけれど、デジタルカメラの市場は以前から減少傾向にあった。スマートフォンのカメラ性能は上がっているので、わざわざデジタルカメラを買おうとは思わないのだろう。スマートフォンで写真を撮る楽しさを知り、デジタル一眼レフを買う、という流れにもなっていない。それだと少し小ぶりなミラーレスカメラでも十分な写真が撮れるし、実際人気だ。

私もニコンニコンと言っているけど、所有しているミラーレスカメラはオリンパス製だったりする。随分古いモデルだけど、小さくて画質もそこそこ、デザインもいい。なぜニコンのミラーレスカメラではないのかとお叱りを受けそうだけど、当時ミラーレスカメラといえばオリンパスだった。その後ソニーやキャノンも追随し、ニコンも当然出しているけど印象が薄いというか完全に遅れを取っている。現在はソニーがミラーレスカメラでは一人勝ち状態のようだ。このあたりもニコンが大幅な赤字に陥っている要因かもしれない。

ニコンはカメラだけを製造販売しているわけではなく光学機器メーカーだ。倒産の危機ではないだろうけどカメラ事業の縮小、売却などはもしかしたらあるかもしれない。オリンパスのカメラ事業の譲渡は最近のニュースだし、カシオ、コニカミノルタは完全撤退、ペンタックスはリコーのブランドになっている。そのリコーやパナソニック、富士フィルムも怪しい。カメラが一般人の手が届かない存在になってしまうと大変困るので業界が盛り上がっていくことを切に願っております。