花点描、文化の日

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▽11月3日は文化の日。趣旨は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ということらしい。文化というといまいちピンとこないのだけど、改めて調べてみる。デジタル大辞泉によると、

○人間の生活様式の全体
○特に、哲学・芸術・科学・宗教などの精神的活動
○世の中が開けて生活内容が高まること

ということらしくイメージ的にはカルチャーというほうが分かりやすいか。ポップカルチャーという言葉はよく聞く言葉だと思う。それだけではなく古くからある伝統的な行動であったり行為、宗教もそうだろうしその定義は様々だ。文化の日ということなので改めて文化を考えてみると、自分にとって大切なものは芸術であったり文芸であったりする。

きっと関係があるのだろうけど、文化の日を挟んだ現在、読書週間中だ。今年の標語は「ラストページまで駆け抜けて」らしい。最後まで読み切るのは大切かもしれないけど、無理やり読んでもストレスがたまる。楽しく読めないならさっと切り上げてもいいと思う。哲学の本は難解すぎて最後まで読めないことが多々ある。少し悔しいけど、自分の身になる本に切り替えたほうがよっぽどためになるはずだ。

新型コロナウイルスの影響で読書量が増えた人は多いかもしれない。デジタル書籍の販売数が増えたという記事を見た覚えがある。ただ、紙の本の販売は相変わらず減少傾向にあるようだ。環境のことを考えると紙の本は減らしていったほうがいい。週刊誌のような一回読んで捨ててしまうな大量生産大量消費するような雑誌はデジタルに移行すべきだ。けど、丁寧に作られる本にはデジタルに置き換えられない良さがある。自然を大事にしたい人間としては矛盾しているようだけど紙の本が好きだ。それは木の家具や住宅を好むのと変わらないので丁寧に、大事に扱えばいいと自分を納得させている。作家のことを考えると申し訳ないけど図書館で借りることが多い。みんなでシェアして大切に本を読むというのは素晴らしい文化だと思う。

もう一つ、11月3日はレコードの日でもあるそうだ。広く認知されているわけではないのだろうけど、昔ながらのものを楽しむことは悪いことではない。レコードにはデジタルにはない良さがきっとあるのだろう。クリアではないけどどこか耳馴染みのいい音質、再生するのにボタンひとつでは出来ないスローさ、所作。バーでかけてもらった森田童子のレコード、ラストワルツが聞きたくなってきた。