ほころぶ、屋上にメガソーラーを

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▽度々触れている飯能のメガソーラー発電所計画。わざわざ木々を伐採してまで作る必要があるのか。テレビで特集されて地域以外の人にも共有され、反応を見ているとやはり否定的な意見が多いように思う。日本、いや、世界的に電力の構成を考え直す時期に来ているのは多くの人と共有できるはずだ。それは地球環境を守り、我々人間やあらゆる動植物の生命を守ることに繋がる。とはいえ、現在の電力を再生可能エネルギーである太陽光発電で補うとしたら単純に考えると土地が足りない。


答えの1つがこれだ。何も地面にソーラーパネルを敷き詰める必要はない。田んぼや畑の上に設置する事例も聞くけど、日本には建物が沢山ある。工場、倉庫、物流施設、学校、公共施設、アミューズメント施設の屋上などなど、あまり利用されていないのではないか。日本ベネックスが稼働させたメガソーラーは千葉県の物流施設の屋上。建物が約11万平方メートルということですべてを利用していないとしてもかなりの規模だ。11万平方メートルということは冒頭の飯能でのメガソーラーと規模的にまったく変わらない。しかも伐採するのは17万平方メートルの森林だ。こうした施設の屋上を利用すれば森林伐採などする必要がなく、飯能の事例がいかに馬鹿げているか分かる。

調べてみると、この設置業者の日本ベネックスは飯能からも近い川越で既にメガソーラーを稼働させているようだ。年間発電量は家庭約610世帯の消費電力相当なのでなかなかの規模だといえる。周辺自治体には工業団地もあるし、工場も倉庫も物流施設も多い。ビジネスチャンスは自然破壊をしなくてもそこかしこに存在している。