武蔵野点描、ブルーインパルスから考える

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▽ブルーインパルスが東京の上空を飛行した。医療従事者に感謝を表すためということでニュース記事やSNSでも多くの投稿を見かける。白いスモークを出しながらのアクロバット飛行は心の清涼剤になるのかもしれない。

ただ、感謝を伝えるために航空自衛隊に所属するブルーインパルスが飛行する必要性には疑問が残る。防衛省独自の判断なのか、政府の判断なのかは知らないけど、医療従事者にはもっと必要な支援があるような気がしないでもない。と思ったら最近何かとお騒がせのラサール石井さんも似たようなことを皮肉っていた。私もその程度かとガッカリするけど確かに、医療従事者の方々は忙しくて空を見上げる余裕はないかもしれない。立憲民主党の蓮舫議員もブルーインパルスの飛行を美しいと言いながらラサールさんと同じような皮肉をツイートしていた。

私は自然と畑があれば特に他の娯楽を必要としない人間。なので飛行機を飛ばして楽しむことは環境面においてもあまり好意的に見れない。それに自衛隊は軍隊であり、ブルーインパルスも戦闘をする機体ではないにしろ兵器は兵器だ。地元に近い入間基地でも航空祭が毎年あって多くの人が訪れる。ほとんどの人は無自覚だろうけど、軍隊と兵器を賛美しているようで少し心配になってしまう。

自衛隊は軍隊ではない。そういう意見もあるだろうけど実質的に軍隊だし、憲法に明記しようという動きもある。日本に軍隊は必要なのだろうか。ブルーインパルスが善意で東京を舞っただけなのにそんなことを考える。