ほころぶ、死んだら堆肥に?

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▽死んだ後、どうして欲しいか。先日、人生会議について少し書いたけど、死んだ後のことも話し合っておかなければいけないことだ。日本においては何の希望もなければ火葬場で焼かれて終わりだろう。かつては土葬が当たり前だったけれど、公衆衛生上や土地の問題でほとんど行われなくなった。代わりといっていいのか分からないけど樹木葬や、山や海などに散骨することが広がりつつある。遺骨をダイヤモンドに加工するというのも聞いたことがあるけど、アメリカではもっと斬新な葬送の仕方があるようだ。

世界初の「人間の死体を堆肥化する施設」が2021年にオープン予定
https://gigazine.net/news/20191211-recompose-seattle-human-composting-facility/

なんと遺体を堆肥にしてしまう施設が2021年にオープンするらしい。そもそもワシントン州で遺体を有機還元、加水分解して処理する法案が成立していることに驚く。堆肥にするだけでなく、「棺の代わりにきのこの胞子を縫い込んだスーツを着せて分解する」「生分解性の凍結乾燥」というあまり想像できないような方法もある。

なぜこのような法律が出来たかのか。アメリカは日本とは違いキリスト教の文化があり火葬を嫌う。土葬するにそのまま埋めるわけでなく特別な処理が必要だし土地も無限にあるわけではない。火葬するにしてもエネルギーコストは大きく費用もかかる。そこで有機還元、加水分解をする法律ができた。

私はかねてから森深くで野垂れ死んでそのまま朽ち果てたいと考えていた。火葬して骨壷に入ってしまっては自然界に対して何の還元にもならない。森の中で死ねば動物や植物の糧になることができる。死期を悟ることがあれば人知れず森の奥深くを目指そうかと思っていたのだけど、堆肥になれるなら素晴らしい。私は畑を愛する者なので堆肥になった私で野菜でも作ってもらえるなら本望だ。日本でもこの法律が出来ないものかしら。

「ほころぶ」
https://hokorobu.blogspot.com/