武蔵野点描、コーヒーの危機

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▽知られざるコーヒー危機。低価格のコーヒーが奪う私たちの未来とは。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5db298bde4b0b9ba5c4943eb

コーヒーが危機とは聞き捨てならない。私はコーヒーが大好きだ。カフェで美味しいコーヒーを提供したいと今でも思っている。キッチンカーでもいいし、豆の焙煎もして販売もしたい。けれど、最近疑問に思っていた。コーヒを飲み続けてもいいのか。その理由と答えがこのハフィントンポストの記事にある。

消費者にとって有り難いことではあるけれど、世の中に出回っているコーヒーはあまりにも安い。大量生産、薄利多売、コーヒー農家から安く買い叩いているからこそこの価格が実現できている。それは前にも書いたし、少し考えれば分かることだ。記事では小規模農家の困窮に触れ、大規模な農家や企業が単一品種の栽培を拡大していくことに警鐘を鳴らしている。昨日野菜の種のことを書いたけどコーヒーも同じだ。伝統野菜が作られなくなればいずれ永遠に失われてしまう。私は少しセンチメンタルな意味でそれを悲しいと思っていた。けれど多様性を考えれば品種は多いほうがいい。気候変動、温暖化、病気などで残された単一の野菜が栽培できなくなる可能性がある。そうなればすべてを失う。これは日本の状況とは少し違うけれどコーヒーも同じだ。

では我々は何をすべきなのか。私はあれだけ好きだったコーヒーを数ヶ月飲んでいない。安いコーヒーを買ってしまうことはコーヒー農家から搾取していることになってしまう。選択肢はフェアトレード認証されているもの、スペシャルティコーヒー、直接買い付けている信頼できるコーヒーショップから買うしかない。そうなるとそれなりの価格になってきて気軽に飲めるものではなくなってくる。というわけで私はコーヒーを飲むのをやめた。日本人は日本で栽培出来るお茶を飲んでいればいいのだと思う。