ほころぶ、民主党政権は悪夢だったと言うけれど

DSC_6486.jpg

▽9月16日は敬老の日だったのだけど、もう一つこの日に大きな出来事があったようだ。2009年の8月の衆議院選挙で圧勝した民主党を中心とした鳩山由紀夫内閣が9月16日に誕生した。読売、朝日、産経の各新聞社も社説で伝えている。

政権交代10年 民主党の過ち繰り返すのか
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20190915-OYT1T50215/

民主党政権10年 「遺産」生かし対抗軸を
https://www.asahi.com/articles/DA3S14179017.html

民主党政権10年 現実的な安保政策をとれ
https://www.sankei.com/column/news/190916/clm1909160003-n1.html

読売、産経は民主党政権に辛辣なのだけど、朝日はそこまでボロクソには書いていない。新聞社の政権への姿勢がこういうところでもよく分かる事例だ。3年と少しの期間民主党政権だったわけだけど、実際安倍首相が言うように悪夢だったのか。安倍首相が長期政権を築き、安定しているのは確かだ。安定という観点だと3年の間に3人の首相が誕生したわけだから安倍政権に分があるのだけど、その前の自民党政権も毎年のように変わっていたのだから比較にはならない。

混乱という意味では今だって混乱している。辺野古への米軍基地の移転は大きな反発を招いているし、韓国との貿易や軍事面で軋轢を生んでいるし過去の精算も韓国からしてみたら何も解決していない。北朝鮮との対話も実現していないしもちろん拉致被害者もそのままだ。アメリカと首脳同士はうまくやっているみたいだけど絶えず緊張をはらんでいる。ロシアとの北方領土交渉も何一つ進んでいない。中国は力をつけてきて傲慢さを隠さなくなってきた。

国内においても消費税の増税が控え、軽減税率の導入、キャッシュバックなどもあって多くの人は理解出来ていないだろうし混乱しているといえる。アベノミクスという経済政策はどうだったのだろう。曖昧で有耶無耶だ。はっきりいって経済は良くなっていない。本当に景気が良いなら消費税の増税などしないはずだ。働き方改革、女性活躍、地方創生、クールジャパンなどというキャッチフレーズはよろしいけどどれだけど成果が出ているのか。モリカケ問題は?

こう書いてみると私は安倍政権を評価していないらしい。いや、確かにそうなのかもしれないけど、安倍首相でなかったら相変わらずコロコロと首相が変わる国だったはずだ。次の首相がダメならまた安倍以前の状態になるだろうし政権交代だってきっと起きる。前にも書いたようにもう一度政権交代したほうがいい、というより自民党しか選択肢がないというのは一党独裁と変わりない。悪夢と呼ばれてしまうかつての民主党、散り散りになった野党の皆さんの奮起を期待する。