雑木林点描

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先日、入間の茶畑に写真を撮りに行ったことは書いた。
その帰りに立ち寄ったのがこちらの雑木林。
名称は、よく分からない。
雑魚入樹林地とかトトロの森1号地とか。
総称した名前があるのかしら。
当たり前にそこにあるものとして名前なんてないのが雑木林だ。
昔は遠くの雑木林になんて足を運ぶことはそんなになかっただろうしね。
自然と親しむ、散歩する場所ではなく、生活と密着した場所。
里山。
その関係性を取り戻せれば、雑木林が粗末に扱われることはなくなる。
きっとその日は遠くはない。
化石資源がなくなれば上手に自然と付き合うしかないのだ。




とても驚いたニュース。
森田童子さん、死去。
残念でならない。
出来ることなら一度直接歌声を聞きたかった。
音楽にそれほど興味はないのだけど森田童子さんだけは違う。
彼女の歌があればそれだけでいい。
それくらい特別な存在だ。
彼女の歌を受け入れられない人はきっと多くいる。
今聞いたら古臭いし、何よりも暗く救いようがない。
何が私の心を捉えて離さないのだろう。
共感、なんていうチープな言葉は不適切だ。
それに彼女の世界はほとんど創作だろう。
けれど現実からかけ離れたものではなくちゃんと寄り添っているように思える。
誰かに。
どうしようもないダメな人間たちへの悲哀、慈しみ。
笑いのない落語のようなあらゆる人間の愛おしさ。
もっと感嘆した褒め称える言葉が欲しい。
文才のなさに辟易する。
歌だけではなく、彼女のシンガーとしての姿勢や生き方も独特だ。
すっぱりと音楽をやめてしまう。
それから一度も世間に現れることなく、逝ってしまった。
静かに消え入るように。
ふふふと笑っているような気がする。